このような悩みを解決します。
✅本記事の内容
- 部下との関係が悪化する。パターンとをまとめました。
- 関係悪化のときに取るべき行動
- 良好な関係を作るために意識するべきこと
私は営業マネージャー歴10年、現在はプロコーチとして、中小企業のマネージャーや新しいことへのチャレンジをしている人をサポートしています。
マネージャーになりたてのころ多くの失敗や、部下との関係悪化も経験しています。その後は、自分の行動を振り返りチームのパフォーマンスアップや関係改善ができるようになりました。
本記事は、私が実際に感じたことなども含めた内容になっているので「部下との関係悪化で悩んでいる」人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
部下との関係が悪化する。パターン5選。
部下との関係が悪化しては、仕事もチームとしてさまざまな問題が発生します。
とくにパフォーマンスという部分では、著しく低下してモチベーションにも影響してくるでしょう。
では、どんなことがキッカケで関係が悪化するのでしょうか?
上司の価値観を押しつける
いくら上司と部下といっても1人の人間です。
育ってきた環境も違えば、年齢や性別によって考えもちがいいます。一方的に上司の価値観を押しつけてしまうのはキケンです。
このように部下が感じはじめたら本音で話してくれる機会は減ってしまうでしょう。
その結果、どんどん部下との距離ができてしまいます。
話を途中で遮断する
部下
この件なんですが、クライアント先でこんなことが・・・
上司
あ~それはパターンBだからこうして。
部下
いやいや、最後まで話をきいてくれよ。。。
こんな経験はないでしょうか?
上司に相談しても。話の途中できられてアドバイスをされる。たしかに上司は経験があるので、話の冒頭で課題が分かるので解決策をすぐに伝えてしまう。
でも、こんなことばかりしていると「相談する」というに嫌気がさします。
このように思われてしまうでしょう。
言う事がコロコロ変わる
言う事がコロコロ変わる上司はヤバいです。
たしかに仕事をしていると修正をすることもあるでしょう。しかし、それが頻繁にあっては部下はとまどいます。
例えるなら海で遭難している状態です。
目を合わさない
仕事をしているときに、部下から話しかけられて目を合わせないのはキケンです。
例えばパソコンをたたきながら、スマホを見ながら返事をしていたら
と思われてしまいます。作業をしていても、手を止めて目を見て話をしましょう。
責任をとらない
部下がミスや失敗をしたときに上司としての力量が問われます。
こんなときに責任をとってくれるトラブルの対応ができない、手を差し伸べないはもってのほかです。
ましてや
上司
ここを乗り越えたら成長できるぞ!
なんて言ってしまっては一気に信頼を失います。
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関係が悪化したときに取るべき行動
では、すでに関係が悪化してしまった場合はどうすればいいのでしょうか?
いちど崩れた関係を修復するには、上司自信が変わらなければいけません。
まず、できる3つのことを紹介します。
自分の誤りは素直にあやまる
「素直な子は伸びる」と言われていますが、部下に素直さを求めるなら上司も同じです。
上司といっても完ぺきではありません。間違いやミスをするときだってあります。
そんなときは素直に
上司
申し訳なかった。。。
と謝ることを心がけてください。
部下の考えや意見はしっかりきく
良好な関係をつくるにはコミュニケーションが必須です。逆に言うと関係悪化はコミュニケーションのズレでおきていることもあります。
無理に話かけるのではなく、まずは部下の話や意見に耳を傾けるようにしてください。
人は話をきいてもられえるだけで「安心」という感情をいだきます。
途中で話を遮らないことです。
フィードバックをする
さいごにフィードバックすることをしましょう。
✔フィードバックとは
「あなたの意見はこういったことですね!」という理解をしめすことです。
話や意見をきいたあとに
と自分の思いとして「Iメッセ―ジ」で伝えるとよりいいでしょう。
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良好な関係を作るために意識するべきこと
上司と部下の関係がいいチームが意識していることは何でしょうか?
とくにこれからリーダーやマネージャーになる人に意識してほしいことを解説します。
「お・ひ・た・し」を忘れない
部下には「ほう・れん・そう」をするように言いますが、上司は「お・ひ・た・し」をすることが必要です。
ほう・・・「報告」
れん・・・「連絡」
そう・・・「相談」
お・・・「怒らない」
ひ・・・「否定しない」
た・・・「助けない」
し・・・「指示しない」
部下に求めるなら、しっかり「お・ひ・た・し」を忘れないように意識しましょう。
認めて受け止める
人は「認められている」と感じると心理的安全性を感じます。そして自分に自信をもつことができ自己信頼が強くなります。
ここで言う「認める」と「褒める」は別です。
部下の意見に対して「うんうん」や「なるほど」と共感したり、「君は〇〇のように思っているんだね」と相手の意見をそのまま伝えることです。
こういった事を意識するだけで良好な関係づくりができるキッカケになるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
部下との関係はちょっとしたこと悪化してしまいます。
しかし、その多くの原因がコミュニケーションのズレが原因なのです。
ちょっと意識と行動をかえるだけで関係もよくなり、仕事のパフォーマンスもあがります。
それではまた!
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