こんな悩みを解決します。
✅本記事の内容
- 部下を認めるとはどういうことか
- 認めていることを伝える具体例
- 認めるときの注意点
私はマネージャー歴10年で、現在はプロコーチとして中小企業のマネージャーや新しいチャレンジをする人をサポートしています。とくに部下とのかかわりで気をつけるポイントとして、「認める」ということが大切です。
では「認める」ということがなぜ大切なのか?詳しく解説します。
今、部下とのかかわり方で悩んでいるなら最後までぜひ読んでみてください。
目次
部下を認めるとはどういうことか
まず認めるとは、部下が心理的安全性を感じて話してもらうことです。
相手の意見に上乗せをしたり、上司としてアドバイスすることではありません。部下のありのままの言葉を「受けとめる」ことが重要です。
認められていると感じると
という安心感が芽生えます。そして、積み重ねることによって信頼関係が強いものとなってくるのです。
認めていることを伝える具体例3選
では、部下に対しいて「君をことはわかっているよ」と伝えるにはどうせればいいのでしょうか?
見ていきましょう。
相手のことを受けとめる
まず部下の話を受けとめることです。
ここで間違ってほしくないのが「受けとめる」と「受けいれる」の違いです。
受けとめる・・・話のありのままをキャッチしてあげる
受けいれる・・・相手の話を自分事として考えてしまう
受けいれてしまうデメリットは、部下がネガティブな相談をしてきたときに、お互い負のパワーに引っ張られてしまうリスクがあるからです。
まず、受けとめること(そのままキャッチする)をしなければいけません。そのためにも常にフラットになることを忘れないようにしましょう。
うなずきや相づちをいれる
部下の話を最後まできくことは大切です。
しかし、ただ黙って話をきいておけばいいというワケではありません。私もマネージャーになりたてのとき「話きいていますか?」といわれたことがあります。
有名なメラビアンの法則での見た目が90%といわれているように、部下は話をきいている上司を見ています。
✅メラビアンの法則
視覚情報・・・55%
聴覚情報・・・38%
言語情報・・・7%
話を黙ってきくことは重要なのですが、そのときに「うなずき」「相づち」が大切です。
このような感じで、話をききながらうなずきや相づちを入れるようにしましょう。
リフレインを意識する
リフレインとは、相手が伝えてきたことを同じく繰り返して相手に伝えることです。
オウム返しとも呼ばれています。
部下
今回、成約をいただけたのは準備してい資料がよかったみたいです。
上司
準備していた資料がよかったんだね。
このように部下が発言した内容のポイントをそのまま伝えることで「理解している」「話をきいてくれている」と感じてもらうことにつながります。
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認めるときの注意点
上司と部下の関係において、1番気をつけないといけないのが「認められていない」と感じさせてしまうことです。
では、どんなときにそのように感じてしまうのか見ていきましょう。
否定からはいる
自分の考えを伝えたときに否定された経験はないでしょうか?
部下
今回の件ですが〇〇という内容で進めようとおもいます。
上司
いやいや違うよ。なんでそうなるの?
このようにいきなり否定さえれてしまっては、部下は相談することにストップがかかります。
最悪の場合ミスが大きな火種になるリスクがあったり、自ら動くことをやめてしまい指示待ちになってしまうケースがあるので、部下の成長を送らせてしまうこともあるんです。
まずは、否定から入らず一旦は受けとめることを意識しましょう。
何かと比べるようなことを言う
上司
同期の〇〇は、もうこんな仕事までしているぞ!
こんなことを言われた経験はないでしょうか?
確かに、誰かと競わせることによって能力を最大限まで発揮させることも時には必要かもしれません。
しかし、認めることを怠り、ただ誰かや何かと比較ばかりされると「君は能力がない」と言われている感じになります。
わざとらしく褒める
部下の成長を加速させる中で「褒める」という行為は非常に大切です。
しかし、わざとらしく褒めてしまっては逆効果です。部下もわざとらしい褒め言葉には気づいています。
上司
おお!やったね!
部下
はいはい、どうせ心から思っていないでしょう。。。
こうなるのがオチです。
結果や成果をだしたときはしっかり褒めることが重要ですが、プロセスや部下の感情に目を向けるようにしてください。
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まとめ
いかがでしたか?
上司と部下の関係においては、まずは「認める」ということが最も重要です。
良好な関係がチームや組織のパフォーマンスUPにつながります。
それではまた!