どうも、noriです!
初めてリーダーを任せられることになり、不安に感じることってありませんか?
ポイント
- リーダーシップって何?
- リーダーになったけど何をすればいいの?
- どうやってチームをまとめるの?
こんな悩みや不安があります。
私は現在、営業マン歴15年です。
20代のときからリーダーをして、いろいろな経験をしています。
今回は、私の経験も含めて、初めてリーダーになる人の悩みや不安を解決できればと思います。
目次
営業マンに求められるリーダーシップとは?
リーダーシップって何でしょうか?
インターネットで検索すると、いろいろな定義がありますが、私が考えるリーダーシップは下記の内容です。
リーダーシップとは?
チームが、最大限の力を発揮できるように牽引し導く能力。そして、メンバーの潜在能力を発揮させること。
これが私が営業歴15年で辿り着いた答えです。
この答えをだすまでに、多くの失敗や成功を積み重ねてきました。
私がリーダーになって失敗したこと
私が初めてリーダーを任されたのは、入社して4カ月目でした。
当時、新入社員ながらも営業成績は好調で、すぐにトップクラス入りを果たすことができました。
当時のマネジャーが「経験は早い方がいい」という考えから、異例のリーダー抜擢をしてくれたことを今でも覚えています。
自分が絶対だと過信した
当時の私は、入社して早々に売上が良く全社で1位を取ることもありました。
その時、私の中にはある考えがあったのです。
営業は売上がすべて!俺が正しい!
今思うと、まさに過信していました。
確かに個人の成績は問題なく良かったのですが、リーダーとなるとチームの数字責任が問われます。
正直、その当時はこんな考えでいました。
他の人ができなければ、俺がその分やればいい!
しかし、チームの人数は5名だった為、流石に自分1人だけではできる訳もありません。
そうなると、数字の未達が続きます。私は次第にイライラし始めます。
感情的に怒ってしまった
人はイライラするとどうなるでしょうか?
私が感じていたイライラは、その内メンバーに向けるよになりました。。
『なんでこんな数字もできないの!?』
『いいから、俺がやっているようにやって!』
まぁ、こんな感じです。
まさに自分の感情をむき出しにして怒ってますよね。
今思うと『入社したての新人が何を調子にのってんだ?』って感じです。
メンバーとの距離ができた
こんなことを繰り返した私ですが、ある日ふと気づきました。
メンバーが私を避け始めたのです。。。
これはショックでした。
自分が絶対!俺が正しい!という気持ちでやっていました、自分なりには一所懸命でした。
その中での出来事だったので、メンタル的には結構凹みました。。
そこで初めて気づいたのです。
それから自分の考えを改めるようになります。
私がリーダーになって学んだこと
今までは私がリーダーになって失敗したことを話してきました。
『過信』『感情的な判断』『自己中心的』
そんな時期から学んだことはたくさんありますが、こんな私にみたいな経験をしないように、
リーダーとして、明日からできる取り組みを紹介します。
メンバーとしっかり向き合う
あなたはリーダーってどんな存在だと思いますか?
例えるなら、祭りのときに神輿の上に立つをことを許された存在です。
しかし、神輿の上に立つには、担ぎ手が必要です。
メンバーはあなたを担いでくれる存在なのです。そんなメンバーとしっかり向き合ってことが大切です。
悩んでいる事や不安は、あなたが持っているようにメンバーも持っています。
それを解決、もしくは相談しやすい存在でなければいけません。
まずは、同じ目線や思考になって向き合ってください。
リスペクトの精神
リーダーになっても勘違いしないで欲しい点があります。
ということです。
若くでリーダーや役職をもらうと、この感覚に陥ってしますパターンが多いです。
リーダーといっても、それはポジションの話です。
メンバーには、あなたより社歴の長い先輩から後輩までいると思います。
あなたが持っていないスキルや知識が絶対にあるので、学ぶこともきっとあります。
絶対に『リスペクトの精神』は忘れないようにしましょう。
叱るときは冷静になる
人は完ぺきではありません。
時にはミスもするし、あなたの思うように動かないときもあるでしょう。
そんなときは、メンバーを叱るときが必ずきます。
ここでの注意点は、決して感情的に怒ってはダメです。
リーダーは冷静に理論的に叱らないといけません。
叱るとはメンバーの気づきでもあるのです。
なぜ、叱られているのか?を理解してもらい、それをバネに結果に繋げてもらえばいいのです。
そして、先ほど『リスペクトの精神』も考えるのであれば、叱るときは人目のつかない所でおこなってください。
叱られる姿は、誰もが見られたくないはずです。
その気持ちも汲んであげましょう。
リーダーシップを発揮するための方法
20代前半でリーダーとして、さまざまな失敗をしてきました。
それを糧にして、20代後半は自分なりに結果を出せたことがあります。
25歳のとき新たに営業所を設けることになり、私が責任者で行くことになりました。
面接から採用までおこない、ほとんどが新人で構成された営業所です。
そんな営業所が、3年目で全社1位のチームになったときに意識した内容です。
ゴールを決める
まず、全員にゴールを示しました。
こんなことを1発目にメンバーに伝え、全社の責任者会議でも伝えました。
これは、全員で目指すべきところの共有と、会議で発信することによっての自分へのプレッシャーでもあったのです。
このゴール設定はすごく重要で、全員のモチベーションが一気にあがりました。
1人1人に役割を与える
次に行ったのがメンバーの観察です。
朝の表情や営業所での発信内容などをみて、個人に役割を与えました。
もちろん、メンバーによってはスキルの違いがあります。
そんな中で最も大切なのが
『俺もこの営業所の一員なんだ!』という意識をもってもらうことです。
その為に、1人1人に役割を与えることにしました。
この役割とは、売上に関わるものにすることが重要です。
メンバーの潜在能力を引き出す
仕事がスタートしていくと、どうしても売上に差が出てきてしまいます。
売上で遅れ始めるメンバーもでてきました。
そこで私がおこなったのが、、
コーチングは、20代前半のときに社外研修で受けたことがありました。
悩みを聞き出し、どうやれば結果に繋がるかを一緒に考えるということです。
テクニックが足りていないメンバーには、経験で学んだことを教えるようにしました(ティーチング)。
この指導を上手く使うことで、眠っていた潜在能力を開花させることが十分にできます。
そして、3年目に営業所は全社1位になり『モデル営業所』とまで呼ばれるようになりました。
私がリーダーになって学んだことを『Amazon』にて電子書籍で出版しています。
この本は、リーダーにとって何が必要なのかを、私の経験談をもとにまとめた本です。
まとめ
初めてのリーダーって不安でいっぱいになります。
失敗しても大丈夫です。完ぺきな人間なんていないのです。
ただ、1つだけ伝えるとしたら
『担いでくれるメンバーがいるから、あなたは神輿の上に立てる』
ということは忘れないでください。
メンバーと共に良いチームを作って行きましょう!
それではまた!